こんにちは!KEA at home 事務局です。
KEA at homeのコラムでは、子ども達が伸びる声かけや、子育てに役立つ情報などをご紹介していきます。
KEA at home 第16回コラムも、引き続き子育てコーチングをご専門とする、
江藤真規先生のコラムをご紹介します。
子どもを育てる魔法の言葉
「お母さんは〇〇がやりたいんだ」
子どもの気持ちを大切に、
子どもを尊重した子育てに向かうことはとても大切です。
指示命令で、子どもの行動を親が決めてしまう。
親が決めた通りの人生を歩ませる。
このような子育ては、子どもを尊重しているとは言えません。
「〇〇ちゃんはどうしたいんだろう?」
「〇〇ちゃんの気持ちを大切にしよう」
子どもを尊重した子育てを重視される方は
きっとこのようなことを意識して
日常を送っていらっしゃることと思います。
しかし、子どもの意見を取り入れることを
「親は意見をしない」に履き違えてしまうと、
行き過ぎた子どもの尊重となってしまい兼ねません。
尊重から離れ、
「子どもの言いなりになっている」という状況になってしまいます。
理想的な親子間の関係は、相互尊重の関係です。
「子どもの意見だけを通す」のではなく、
親の考えも伝えましょう。
自分とは異なる考えがあることを知る、
異なる考え(多様な考え)を交差させ
共に新しい解に向かう経験は
子どもにとっての「生きる力」にも繋がります。
自分の思いを伝える際には
是非ともアイメッセージで!
「お母さんは〇〇がやりたいんだ」
このように伝えれば、
子どもは否定されたと思うこともなく、
多様な考えに触れることができるようになります。
さらに、子どもにとっての一番のモデルは、
いつも一緒にいるお父さん、お母さん。
自分の意見をしっかりと伝える親の姿を見せることは
主体的な子どもを育てるといった観点でも
とても大切なことと感じます。
「お母さんは〇〇がやりたいんだ」
是非使ってみてくださいね。
記事執筆
KEAプログラムコーディネーター
江藤真規
https://saita-coordination.com/
株式会社サイタコーディネーション代表取締役
(サイタコーチングスクール主宰)
博士(教育学)
アカデミックコーチング学会理事
公益財団法人民際センター評議員
一般財団法人教育振興財団理事
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