子どもを育てる魔法の言葉 「ママ、嬉しいな」

教育コラム

こんにちは!KEA at home 事務局です。

この度、国際都市神戸でInternational Preschool として実績のある、Kobe English Academyを母体として、KEAのオンラインスクール”KEA at home”をスタートすることに致しました。場所や時間に制限されることなく、子ども達が学べる環境を提供することを目的に、日本各地だけではなく、アジア、世界の中で、第二言語として英語を学ぶ子ども達がクラスメイトとなるようなスクールを目指しています。
KEA at homeのコラムでは、子ども達が伸びる声かけや、子育てに役立つ情報などをご紹介していきます。

 

KEA at home 第20回コラムも、引き続き子育てコーチングをご専門とする、
江藤真規先生のコラムをご紹介します。

子どもは、お父さん、お母さんが大好きです。

特に小さいお子さんにとっては、親の存在は非常に大きく、親からの影響によって価値観形成もされています。

なので、子どもは一つひとつを親に確認しますし、大好きな親を喜ばせるために、頑張ったりもするのです。

親の存在は、自分の世界を大きく占めている存在。

ですから、子どもは親の表情や気分、親がどう感じているかを気にします

しかし、親側はと言うと、とかく子どもに投げかける言葉が、指示や評価となってしまいます。

良く育てようと思えば思うほど、「よくできたね」「まあまあだったわ」と、評価者のような言葉になってしまいます。

「嬉しい!」
「やった〜」

と、感情を子どもに伝えることは、あまりないかもしれません。

言葉は習慣。

感情をそのまま表現することに慣れていないのなら、今から是非とも新しい習慣を作ってみてください。

子どもの喜びには、大人も一緒に喜んであげましょう。

いつも正論で、それは正しい、間違い、と評価を下すばかりでなく、「自分」はどう思うのか、どう感じるのかを表現してみてはどうでしょう。

子どもが成果をだしたときには、思いっきり自分も一緒に喜びます。

「最近、早起きが定着してきているよね。ママ、とても嬉しいな!

「えらいね」というメッセージよりも、子どもにとっての喜びは大きいはず。

嬉しい。
楽しい。
ワクワクする。
ドキドキする。

喜びを表す言葉は、他にもいろいろありますよ。

 

一方で、子どもがなかなか前進できずに落ち込んでいるときには、注意が必要です。

落ち込みに追い打ちをかけるように、「ママはとても悲しいわ」、これでは、子どもの気持ちに行き場がなくなってしまいます。

こんなときには、勇気づける役割に回りましょう。

「今までやってきたのだから、力はついているよ!」

 

日常を共にする関係だからこそ、できることと感じます。

記事執筆 
KEAプログラムコーディネーター
江藤真規

https://saita-coordination.com/

株式会社サイタコーディネーション代表取締役
(サイタコーチングスクール主宰)
博士(教育学)
アカデミックコーチング学会理事

公益財団法人民際センター評議員
一般財団法人教育振興財団理事

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