こんにちは!KEA at home 事務局です。
KEA at homeのコラムでは、子ども達が伸びる声かけや、子育てに役立つ情報などをご紹介していきます。
KEA at home 第20回コラムも、引き続き子育てコーチングをご専門とする、
江藤真規先生のコラムをご紹介します。
子どもは、お父さん、お母さんが大好きです。
特に小さいお子さんにとっては、親の存在は非常に大きく、親からの影響によって価値観形成もされています。
なので、子どもは一つひとつを親に確認しますし、大好きな親を喜ばせるために、頑張ったりもするのです。
親の存在は、自分の世界を大きく占めている存在。
ですから、子どもは親の表情や気分、親がどう感じているかを気にします。
しかし、親側はと言うと、とかく子どもに投げかける言葉が、指示や評価となってしまいます。
良く育てようと思えば思うほど、「よくできたね」「まあまあだったわ」と、評価者のような言葉になってしまいます。
「嬉しい!」
「やった〜」
と、感情を子どもに伝えることは、あまりないかもしれません。
言葉は習慣。
感情をそのまま表現することに慣れていないのなら、今から是非とも新しい習慣を作ってみてください。
子どもの喜びには、大人も一緒に喜んであげましょう。
いつも正論で、それは正しい、間違い、と評価を下すばかりでなく、「自分」はどう思うのか、どう感じるのかを表現してみてはどうでしょう。
子どもが成果をだしたときには、思いっきり自分も一緒に喜びます。
「最近、早起きが定着してきているよね。ママ、とても嬉しいな!」
「えらいね」というメッセージよりも、子どもにとっての喜びは大きいはず。
嬉しい。
楽しい。
ワクワクする。
ドキドキする。
喜びを表す言葉は、他にもいろいろありますよ。
一方で、子どもがなかなか前進できずに落ち込んでいるときには、注意が必要です。
落ち込みに追い打ちをかけるように、「ママはとても悲しいわ」、これでは、子どもの気持ちに行き場がなくなってしまいます。
こんなときには、勇気づける役割に回りましょう。
「今までやってきたのだから、力はついているよ!」
日常を共にする関係だからこそ、できることと感じます。
記事執筆
KEAプログラムコーディネーター
江藤真規
https://saita-coordination.com/
株式会社サイタコーディネーション代表取締役
(サイタコーチングスクール主宰)
博士(教育学)
アカデミックコーチング学会理事
公益財団法人民際センター評議員
一般財団法人教育振興財団理事
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