こんにちは!KEA at home 事務局です。
KEA at homeのコラムでは、子ども達が伸びる声かけや、子育てに役立つ情報などをご紹介していきます。
さて、今回は、子どもを育宛てる魔法の言葉「もしも〇〇があったらどうしたい?です。
KEAのペアレンティング講座でお世話になっている江藤真規先生のコラムです。
こちらのブログは、KEA でご紹介したものになります。
(https://kobe-english-academy.com/kobe-english-academy/if/)
魔法の言葉「もしも〇〇があったらどうしたい?」
まだ子どもが幼稚園に通っていたころ
「あれもやりたい、これもやりたい」
「あそこに行きたい、ここに行ってみたい」
子どもには、たくさんのやりたいことがあったように思います。明日のお出かけが待てなくて
夜なのに「もう出かける」と言い出したり、
空想の世界を延々と語ってみたり、
”やりたい”気持ちが子どもの中に、たくさんあったことを覚えています。「それもいいね」「そんなこともできたらいいね」と
子どもたちの夢に付き合う時間は
私にとっても楽しい妄想が膨らむ貴重な時間でした。実際にできるかどうかはさておき、
夢をふくらませることは、エネルギーに繋がります。
そして、夢はどんどん大きくなっていきます。「もしも空を飛べるんだったらどこに行きたい?」
「もしも、イルカみたいに泳げるとしたら、どこに行く?」
「もしもの質問」は、思考を現実からぐんと広げます。
実際に可能か否かはさておき、
ワクワクすることを想像すること、空想することが
なんと楽しかったことでしょう。小さな子どもは想像の天才です。
大人には思いつかない発想で、楽しい話を作り出します。「もしも〇〇ができたら…」
「もしも〇〇になったら…」このような質問で、子どもの想像の世界を思いっきり広げてみてください。
楽しみが広がり、空想が膨らみ、
考えること、表現することがとても楽しくなってきます。親にとっても、
子どもの意外な一面を見ることができる、
子どもと一緒にワクワクの世界にはいることができる、
大切なわが子との楽しい時間が共有できる等、
得られるメリットはたくさんあるはずです。
急いで前に進むばかりでなく、
今という時間を是非楽しんでください。
幼児期にこそ、「今ここ」の世界をゆっくり味わえるといいですね。記事執筆
KEAプログラムコーディネーター
江藤真規
https://saita-coordination.com/株式会社サイタコーディネーション代表取締役
(サイタコーチングスクール主宰)
博士(教育学)
アカデミックコーチング学会理事
公益財団法人民際センター評議員
一般財団法人教育振興財団理事
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