教育コラム

こんにちは!KEA at home 事務局です。

この度、国際都市神戸でInternational Preschool として実績のある、Kobe English Academyを母体として、KEAのオンラインスクール”KEA at home”をスタートすることに致しました。場所や時間に制限されることなく、子ども達が学べる環境を提供することを目的に、日本各地だけではなく、アジア、世界の中で、第二言語として英語を学ぶ子ども達がクラスメイトとなるようなスクールを目指しています。
KEA at homeのコラムでは、子ども達が伸びる声かけや、子育てに役立つ情報などをご紹介していきます。

さて、今回は、子どもを育てる魔法の言葉 「次はどうやったらうまくいきそう?」です。

KEAのペアレンティング講座でお世話になっている江藤真規先生のコラムです。

こちらのブログは、KEA でご紹介したものになります。

(https://kobe-english-academy.com/kobe-english-academy/next/)

子どもを育てる魔法の言葉「次はどうやったらうまくいきそう?」

成功だけの人生などありません。
良い結果だけにつながる経験もありません。
挑戦をすれば、必ず失敗経験もするわけであって、
大切なのは、うまくいかない経験をした時の周囲の対応です。

子どもが「うまくいかない経験」をした時には、
「可愛そうに…」と過度に子ども守るのでもなく、
「あなたのせいではない」と他責の考え方を植え付けるわけでもなく、
「質問」をしてあげましょう。

「なんでできなかったの?」と、
上手くいかなかったことを責める質問ではありません。

子どもが自ら考えることを促す質問です。

「今回うまくいかなかった原因って、なんだろう?」

うまくいかなかった「原因」を考えさせます。

「なぜできなかったのかな?」と、
子どもの中に「欠点」を見つけるのではなく、
「上手くいかなかった原因」を、
子どもから外に出すことがポイントです。

続けて、
「次は、どうやったらうまくいきそう?」と質問します。

「原因」が見つかり、次の具体的行動が見つかれば、
あとは動くのみです。

失敗から立ち直り、次なる行動につなげていく。
失敗経験から学ぶということです。

一つの経験の「質」は、
周囲からの言葉かけによって
本当に大きく変わりますね。

子どもには「力」があります。
その力を引き出すために
質問は大いに役立ちます。

子どもたちが挑戦することを楽しみ、
トライアンドエラーを積極的に引き受けていく未来を
質問で作っていきましょう。

記事執筆 
KEAプログラムコーディネーター
江藤真規

https://saita-coordination.com/

株式会社サイタコーディネーション代表取締役
(サイタコーチングスクール主宰)
博士(教育学)
アカデミックコーチング学会理事

公益財団法人民際センター評議員
一般財団法人教育振興財団理事

コメント

お電話はこちら 078-392-7017
タイトルとURLをコピーしました